敬老の日(前日)老夫婦を訪ねる
2002年9月14日実家のばあ様が退院してから、かれこれ3週間になるか。
姫と若を引き連れ訪ねいてみれば
杖を突くもいくらかは歩く姿を拝む事ができた。
だが折角の新築の家も
さすがに手入れする間もないと見えて汚れきっている。
ならばと、救世主の我々が3人がかりで大掃除。
あっちもこっちもピカピカにしましたぞ!
うんうん、偉いなぁ…姫はバイトの前に一仕事、
若もいつの間にか文句たれから卒業して
年寄りにも優しくなった。
帰り際、お気楽じい様、昼寝をしてるのを尻目に
家を出始めると、ばあ様が足を引きずりながら
追いかけてくる。
入院中に世話をかけたと、札を差し出すのだが
結構な大金…そんなもん貰えねえべ。
お断りするも、「どうしても」と利かない。
ではそれで気がすむのならと半分だけ受け取った。
駅までの帰り道、若が後ろからぼそりと嘯く。
「年寄りから金なんか受け取るなっつうの。」
『そうだよねぇ…』
姫と若を引き連れ訪ねいてみれば
杖を突くもいくらかは歩く姿を拝む事ができた。
だが折角の新築の家も
さすがに手入れする間もないと見えて汚れきっている。
ならばと、救世主の我々が3人がかりで大掃除。
あっちもこっちもピカピカにしましたぞ!
うんうん、偉いなぁ…姫はバイトの前に一仕事、
若もいつの間にか文句たれから卒業して
年寄りにも優しくなった。
帰り際、お気楽じい様、昼寝をしてるのを尻目に
家を出始めると、ばあ様が足を引きずりながら
追いかけてくる。
入院中に世話をかけたと、札を差し出すのだが
結構な大金…そんなもん貰えねえべ。
お断りするも、「どうしても」と利かない。
ではそれで気がすむのならと半分だけ受け取った。
駅までの帰り道、若が後ろからぼそりと嘯く。
「年寄りから金なんか受け取るなっつうの。」
『そうだよねぇ…』
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